ifといえば、「もし」という意味を連想する方が多いと思いますが、
ネイティブのイメージとしては、「二択」という感じがあります。
例えば、
(価格交渉の場などで)
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
もっと安くしてくれないんなら、他をあたります。
→安くするのかしないのかという二択。
I don't know if he will come.
彼がくるかどうかわからない。
ifには「〜かどうか」という意味もありますが、
→来るか来ないのかという二択、と考えることもできます。
次に、ifを使った圧力調整の話。
以下の2文で意味の違いがわかりますか?
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
If you can't give me a better price, I look elsewhere.
1文目はwill('ll)により、(他を探す)予定を表す普通の感じです。
2文目はwilがない現在形が使われています。これはかなりきつい言い方になります。
現在形は、法則性と事実を述べる非常に強い感じがあります。
例)→ If you put litmus paper in acid, it turns red. リトマス紙を酸に浸すと、赤くなる。
つまり2文目は、 怒った感じで、「他を探すよ!」というような強い意味になります。
次に弱い圧力の例です。
If you can't give me a better price,I'm afraid I have to look elsewhere.
安くしてくれないなら、他で探さざるを得ませんねー。
I'm afraid によって主観がでて主張から離れています。
このことにより言い方がソフトになります。
I'm afraid の代わりに、I think や I guess を使うこともできます。
今回の圧力調整をうまく使えば、会話の幅が広がるのではないかと思います。
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会話となるとスピードにもついてけないし・・。
地道にやり直し英語を楽しんでいます♪
そうですね。楽しみながら続けることが大事だと思いますよ。がんばってください。